呼吸器合胞体ウイルス(RSV)への対処法

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、咳やくしゃみなどの呼吸分泌物を介して感染する呼吸器系のウイルスです。玩具などの無生物表面でも数時間生存できるため、非常に感染力が高いです。主に乳幼児が罹患しますが、免疫力が低下した高齢者も感染リスクがあります。大人では風邪様の症状に留まりますが、早産児や基礎疾患のある乳児では重篤な合併症を引き起こすことがあります。

必要なもの

  • 加湿器
  • 抗生物質(必要に応じて)
  • スープ
  • 点滴用輸液
  • 電解質飲料
  • 生理食塩水の鼻スプレー
  • タイレノール(解熱鎮痛剤)
  • バルブシリンジ(鼻吸引器)
  • 体温計

対処手順

1. 合併症がある場合は抗生物質を使用する

RSVはウイルスですが、二次的に細菌性肺炎などの細菌感染を起こすことがあります。その際は医師の指示に従い抗生物質を投与し、症状の改善を図ります。

2. 体温を測定し、必要に応じて解熱剤を使用する

体温を定期的にチェックし、熱がある場合はタイレノールで痛みや熱を緩和します。ただし、摂氏38.3度(華氏100.9度)以下の低熱に対しては、解熱剤の使用は推奨されません(メイヨークリニック)。

3. 十分な水分補給を行う

電解質飲料や温かいスープで水分を補給し、粘液の排出を助けます。子どもが熱を出しているときは、氷菓子で体温を下げることも有効です。

4. 生理食塩水の鼻スプレーで鼻詰まりを緩和する

鼻スプレーを数滴ずつ鼻腔に投与し、粘液を柔らかくします。乳児の場合は、バルブシリンジで優しく吸い取ります。

5. 加湿器で室内の湿度を保つ

加湿器を使用して空気を適度に加湿し、呼吸を楽にします。ただし、カビや細菌の繁殖を防ぐために、定期的に本体を清掃してください(メイヨークリニック)。

6. 手指と接触面の衛生管理を徹底する

咳やくしゃみの後は必ず手を洗い、感染拡大を防ぎます。また、患者が触れた玩具やカウンタートップはアルコールなどで消毒しましょう。

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