単核球症(伝染性単核球症)の症状と治療
単核球症(伝染性単核球症)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)によって引き起こされ、感染者の唾液との接触で広がります。年齢は問わず感染しますが、10代から20代前半の若者に重症化しやすい傾向があります。
主な症状
- 感染後約4〜8週間で症状が現れます。極度の倦怠感、体のだるさ、発熱、頭痛、持続的な喉の痛み、扁桃腺の腫れ、食欲不振、夜間の発汗、皮疹などがあります。
続く症状
- リンパ節や脾臓が腫れ、他の症状が治まっても数週間残ることがあります。
重篤な症状
- 脾臓が破裂すると左上腹部に急激な激痛が走り、緊急治療が必要です。黄疸や肝炎を起こすこともあります。稀に貧血、心筋炎、髄膜炎、脳炎、ギラン・バレー症候群などの合併症が報告されています。
診断
- 身体検査だけで診断できることもありますが、エプスタイン・バーウイルス(EBV)抗体の血液検査で確定します。
治療
- ウイルス性疾患のため抗ウイルス薬は効果がありません。主な治療は十分な休養と水分補給です。
症状が長引く場合や重篤な症状が疑われる場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
