褥瘡(ベッドソア)の改善方法
褥瘡(床ずれ)は、体の一部に持続的な圧力がかかることで血流が低下し、皮膚が壊死する状態です。圧力が血流を妨げ、細胞が死んでしまいます。褥瘡は、皮膚が破れない軽度の段階から、筋肉や骨にまで達する深刻な段階まで、4段階に分類されます。主に尾骨、肩甲骨、かかと、足首などの骨が突出している部位に発生しやすいです。
必要なもの
- ドレッシング用品
- 手袋
- 圧力除去装置(マットレスオーバーレイ、エアマット、ジェルクッションなど)
- 枕やフォームウェッジ
ケア手順
医師の指示に従って創傷管理を行います。既存のドレッシングを取り外す前に手を洗い、手袋を装着してください。新しいドレッシングを行う際も手を洗い、手袋を装着して、傷口に細菌が入らないようにします。全ての褥瘡がドレッシングで治るわけではありません。
フォーム、ジェル、エアチャンバーなどの圧力分散装置を使用し、患部への圧力を除去します。完治するまで圧力をかけないようにしましょう。
ベッドにいる場合は2時間ごとに体位を変えます。車椅子利用者は15分ごとに体重を移動させ、本人で動けない場合は介護者に1時間ごとに体位変換を依頼してください。
枕やフォームウェッジを用いて体を支え、骨が突出している部位をクッションで保護します。
創傷治癒に必要なタンパク質、ビタミンA・C、亜鉛、鉄分などを含む栄養バランスの良い食事を心がけます。
健康な皮膚と褥瘡周囲の皮膚を清潔かつ乾燥した状態に保ち、保護します。
医師の診察予約は必ず守り、治療経過の評価や必要に応じたデブリード(壊死組織の除去)を受けます。デブリードは治癒を妨げる死んだ組織を取り除く作業です。
