切り傷・擦り傷の治療と注意点

治療方法

  • 出血が止まっていない場合は、清潔な柔らかいタオルやガーゼで圧迫し、20〜30分間続けます。途中で確認すると血液凝固が乱れ、再出血する恐れがあります。

  • 傷はぬるま湯で優しく洗い流します。石鹸は傷口に入れないようにし、周囲は温かい石鹸水で洗浄し、汚れはアルコールで消毒したピンセットで除去します。

  • 洗浄後、抗生物質クリームや軟膏を薄く塗布し、湿潤環境を保ちます。適切な一次救護により瘢痕のリスクが低減します。

  • 清潔な包帯で傷口を覆い、1日1回、または濡れた時や汚れた時に交換します。新しい包帯を貼る際は必ず手を洗いましょう。傷が完全に閉じたら(通常2〜3日後)包帯を外し、空気に触れさせると回復が早まります。

注意点

  • 抗生物質軟膏に対して発疹などの過敏症状が出た場合は使用を中止し、医師に相談してください。

  • 感染のサイン(赤み、腫れ、異常な痛みや熱感、膿の増加)が見られたら速やかに受診しましょう。

  • 切り口が約6mm(1/4インチ)以上、または不整形・突起がある場合は縫合が必要になることがあります。大量出血や血が噴き出す場合もすぐに医師の診察を受けてください。

  • 破傷風ワクチンは10年ごとに接種が推奨されます。5年以上経過している場合で、傷が深刻なときはブースター接種が必要になることがあります。

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