過度な使用が原因の肘の怪我

肘関節はヒンジ型で、物を引いたり押したりする動作を可能にします。過度に使用すると、特にアスリートやウェイトリフターに肘の怪我が起こりやすく、炎症から深刻な断裂まで様々です。

テニス肘(外側上顆炎)

最も一般的な肘の怪我はテニス肘です。前腕の筋肉や腱が外側上顆(肘の外側の突起)に繰り返し摩擦し、炎症と痛みを引き起こします。前腕を伸ばす・曲げると痛みが増します。安静にし、20分おきに氷で冷やすことが有効です。

ゴルフ肘(内側上顆炎)

ゴルフ肘は内側上顆に痛みが出る腱炎です。腕の筋肉や腱が内側上顆に摩擦し、炎症が起こります。ゴルフスイングやケーブルプルなど、腕を内側に引く動作が原因です。テニス肘と同様に、安静とアイシングが基本の治療法です。

前腕前部のストレイン(前部肘部ストレイン)

上腕二頭筋や前腕の腱が過度に使用されると、前部肘部ストレインが起こります。特にバーベルカールやハンマーカールなどのウェイトトレーニングでリスクが高まります。痛みが出たら、まずは休息と氷での冷却を行いましょう。

後部肘部のストレイン(後部肘部ストレイン)

上腕三頭筋の腱が炎症を起こすと、肘の後部に痛みが出ます。ディップやベンチプレス、体操、ボクシングのジャブなどで三頭筋が過度に使われると発症しやすいです。安静とアイシングで対処します。

靭帯の損傷・断裂

重い負荷で肘を使いすぎると、靭帯に過度のストレスがかかり、内側側副靭帯や橈側側副靭帯が炎症や断裂を起こすことがあります。野球選手に多く見られ、手術が必要になるケースもあります。靭帯は血流が乏しいため回復に時間がかかりますが、まずは安静と氷で炎症を抑えることが重要です。

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