脾臓破裂の症状・合併症・治療法

原因

  • 左上腹部や左胸部への強い衝撃が最も一般的です。スポーツ中の怪我、喧嘩、交通事故などが原因となります。衝撃直後に破裂することもあれば、数日から数週間後に破裂することもあります。
  • 伝染性単核球症(モノ核症)、肝疾患、血液のがんなどで脾臓が腫れると、破裂しやすくなります。

症状

  • 腹部の痛みや圧痛が主な症状です。内部出血により血圧が低下し、めまいや混乱、視界のぼやけ、失神などが起こることがあります。これらの症状が現れたら直ちに医療機関を受診してください。

合併症

  • 脾臓は赤血球や特定の白血球を産生しますが、破裂すると大量の血液が腹腔に流れ込み、致命的になることがあります。

治療

  • 多くの場合、手術は不要です。入院して状態を観察し、輸血などの非外科的処置を行います。重症例では脾臓の修復または摘出(脾摘術)が必要です。腹腔鏡手術や開腹手術が選択されます。

脾臓なしでの生活

  • 脾臓を摘出しても通常の生活は可能ですが、重篤な感染症にかかりやすくなります。肺炎ワクチンや年1回のインフルエンザワクチンの接種、必要に応じて予防的抗生物質の投与が推奨されます。

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