手根管症候群(カーパルトンネル症候群)の概要と対策
症状
- 初期は手首に軽い鈍痛が現れます。
- 進行すると手首や指にしびれ、チクチク感、疼痛が出ます。
- 症状は手首から肩へ広がることがあります。
原因
- 正中神経が圧迫されることが主因です。
- 関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能異常、閉経、外傷、手の反復動作などが原因となります。
リスク要因
- 女性は男性の約3倍の罹患率です。
- 肥満、関節リウマチ、腎臓疾患、手作業が多い職業などもリスクです。
診断
- 手の筋力や指先の感覚を評価します。
- 必要に応じて筋電図や神経伝導検査を実施します。
治療
- 初期段階では作業中の休憩を増やす、就寝時に手首を固定するスプリントの使用が有効です。
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド注射で痛みと炎症を抑えることもあります。
手術
- 症状が6か月以上続く重症例や保存的治療で改善しない場合は手術が検討されます。
- 手術では正中神経を圧迫している横靭帯を切開し、神経の圧迫を解放します。
