リウマチ熱の最も一般的な合併症はリウマチ性心疾患です
リウマチ熱とは
リウマチ熱は、A群溶血性連鎖球菌感染後に起こる稀な炎症性疾患です。主に咽頭炎や猩紅熱などの喉の感染から数週間後に発症し、5歳から15歳の子どもに多く見られます。
主な合併症:リウマチ性心疾患(RHD)
リウマチ熱の最も頻繁な合併症はリウマチ性心疾患(RHD)です。RHDは心臓の弁膜が損傷し、弁膜逆流や狭窄を引き起こします。
- 弁膜逆流:弁が完全に閉じず、血液が逆流する。
- 弁膜狭窄:弁が狭くなり、血流が制限される。
RHDの主な症状
- 息切れ
- 倦怠感
- 胸痛
- 動悸
- 足・足首・腹部のむくみ
進行した場合のリスク
RHDが進行すると心不全に至ることがあります。心不全は心臓が全身に十分な血液を供給できなくなる致命的な状態です。
治療法
RHDの治療は症状緩和と合併症予防を目的とした薬物療法が中心です。重度の場合は、損傷した弁膜の修復または置換手術が必要になることがあります。
