擦り傷(アブレージョン)とは?
擦り傷(擦過傷)とは
擦り傷は、皮膚の最外層(表皮)が摩擦や粗い表面との接触で削れた傷のことです。浅い傷で、深部組織はほとんど関与せず、出血も少量です。転倒やスポーツ、日常のちょっとした衝突でよく起こります。
擦り傷の特徴
1. 皮膚の損傷:表皮がはがれ、下の層が露出します。赤く、生のように見えることが多いです。
2. 出血:表面近くの小血管が傷つくため、軽い出血がありますが、通常はすぐに止まります。
3. 痛みと不快感:神経終末が露出するため、傷の大きさや深さに応じて痛みを感じます。
4. 感染リスク:皮膚バリアが失われることで細菌の侵入口となり、感染しやすくなります。適切なケアが重要です。
5. 治癒:浅いため比較的早く治ります。かさぶたが形成され、その下で新しい皮膚細胞が再生します。
擦り傷の対処法
・まずは流水と石鹸で傷口をやさしく洗浄し、汚れや異物を除去します。
・清潔なガーゼや消毒用の軟膏(例:抗菌軟膏)を塗布し、乾燥や外部刺激から守るために滅菌された絆創膏で覆います。
・傷が広い、深い、または治りが遅い、赤みや膿が出るなど感染の兆候が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
適切な処置を行えば、擦り傷は数日から1週間程度で自然に回復します。
