プラークの原因と対策
プラークとは何か
プラークは歯に付着する薄いフィルム状の堆積物で、放置すると酸がエナメル質を侵食し、虫歯や歯周病の原因になります。プラークは単一の物質ではなく、約400種もの細菌が混在する「複雑な微生物群集」です。唾液中のカルシウムやリンなどの無機物も含まれます。
プラークの原因
口は細菌にとって最適な環境です。細菌は粘多糖と呼ばれる接着性物質を分泌し、歯に付着させます。これによりバイオフィルムが形成され、細菌は増殖し酸性の代謝産物を放出します。時間が経つとプラークは硬化し歯石(タルト)になります。
プラークの見分け方
歯科医や歯科衛生士は専用の紫外線プラークライトやプラーク検出タブレットで簡単にプラークを確認できます。自宅で確認したい場合は、歯科医にプラーク染色タブレットをもらい、歯をしっかり磨いた後に噛み砕き、30秒ほど口内に広げてから洗い流します。赤く染まった部分がプラークです。染料は無害ですが、夜間に使用すると翌朝までに自然に落ちます。
プラーク予防のポイント
食後にブラッシング、1日1回以上のフロスで細菌の付着を防ぎましょう。定期的な歯科受診で、歯科衛生士が見えにくい部位のプラークを除去してくれます。細菌は単糖類や炭水化物を栄養源とするため、甘いものの摂取を控えることが有効です。代わりに、シャキッとした野菜や食物繊維が豊富な果物を摂取すると、噛むことで歯面が自然に清掃されます。
