歯ぎしり(ブラキシズム)の治療法

ブラキシズム(歯ぎしり)は、歯をすり合わせたり食いしばったりする状態です。日中や睡眠中に無意識に行われることがあります。軽度であれば特別な治療は不要ですが、頻繁に激しく行うと顎関節の問題や頭痛、歯の損傷などを引き起こすことがあります。ストレス管理、歯科的処置、行動療法を組み合わせることで改善が期待できます。

ストレス軽減

  • ストレスは歯ぎしりを悪化させる大きな要因です。専門カウンセリングやセルフケア(ヨガ、瞑想、イメージトレーニング、深呼吸、漸進的筋弛緩、運動、マッサージなど)を取り入れることで緩和できます。

歯科的治療

  • ハードアクリル製のスプリント(ナイトガード)を上下の歯に装着します。歯科医院で作製するか、ラボに依頼します。市販のマウスガードもありますが、カスタムメイドの方がフィットが良く、歯ぎしりの防止に効果的です。歯列不正や摩耗した歯が原因の場合、クラウンやオーバーレイで形状を整えることがありますが、根本的な解決にはならないこともあります。

行動療法

  • 正しい口と顎の位置を意識し、舌を上げて歯を開き、唇を閉じるようにします。これにより歯ぎしりや食いしばりを防げます。

  • バイオフィードバックは、ストレスと身体の無意識反応との関係を認識させ、意識的に制御できるようにする補助療法です。経験豊富な専門家の指導のもとで始め、自宅での実践方法を学びます。

薬物療法

  • 薬物は基本的に効果が限定的です。必要に応じて就寝前に筋弛緩剤が処方されることがあります。重症例で他の治療が無効な場合、ボトックス注射が有効ですが、費用が高く痛みを伴うことがあります。

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