義歯(入れ歯)の修理方法と注意点

義歯の修理は誰が行う?

義歯の修理は、歯科大学卒業後にさらに2〜3年の専門研修を受けた「補綴歯科医」が担当します。口腔内は非常に繊細で、自己修理を試みると永久的な損傷につながる恐れがあります。破損した義歯は、できるだけ早く補綴歯科医に持参しましょう。

義歯が割れたときの対処法

歯科医院がすぐに受診できない場合は、薬局や大型スーパーで販売されている「一時的修理キット」を利用できます。キットに含まれる接着剤を混合し、割れ目に塗布すれば短期間だけでも使用可能です。ただし、これはあくまで暫定的な処置であり、早めに歯科医で本格修理を受ける必要があります。

歯科医院と義歯ラボの違い

義歯が外部のラボで製作された場合、修理も同ラボに委託することがあります。多くの歯科医院は、緊急時の仮義歯や一時的な修理を提供しています。ラボは現場で義歯の製作・修理を行う専門スタッフが常駐しており、同日中に修理が完了するケースもあります。ただし、義歯ラボは主に義歯全体の作製や歯の再装着を行い、口腔内全体の調整は歯科医院が担当するのが一般的です。

義歯プレートの修理手順

修理前に、作製時に取った口腔の型と照らし合わせてプレートの適合度を確認します。適合不良は破損の原因になるため、必要に応じてプレートの調整を行います。樹脂が加熱された後、割れ目やひびは研磨して平滑化し、目立たなくします。欠けた歯がある場合は再度プレートに取り付け、形を整えます。

修理後の処置とリライニング

破損原因が適合不良によるストレスであると判断された場合、リライニング(再裏打ち)を行うことがあります。柔らかいゲル状の素材を義歯全体に塗布し、患者の口腔内に装着した状態で形を整えます。余分な素材は削り取って仕上げ、義歯の密着性を高めます。リライニング後は、口腔が新しい形に慣れるまで数日間違和感を感じることがありますが、これにより再破損のリスクが低減します。

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