手術当日

歯科医が骨移植を行う日は、全身麻酔、鎮静(口腔または点滴)または局所麻酔のいずれかで処置が行われます。どの方法が用いられるかは担当医に確認し、麻酔を使用する場合は、手術前後に運転できる家族や友人に同行してもらい、帰宅後も一定時間付き添ってもらうよう手配してください。手術当日は仕事を休み、必要に応じて翌日も休養を取ることをおすすめします。金曜日に手術を受けると、週末に回復できるため便利です。

感染予防のため、医師から抗生物質が処方されます。指示通りにすべて服用し、途中で止めないでください。また、術後の痛みを抑えるための鎮痛薬も処方されることがあります。痛みが市販の鎮痛剤で十分に管理できる場合は、必ずしも処方薬を使用する必要はありません。薬を受け取る際は、アレルギーや既往症、現在服用中のサプリメントや薬剤を必ず医師と薬剤師に伝えてください。

回復期間のポイント

骨移植後は、医師の許可が出るまで硬いものや噛みごたえのある食べ物は避けましょう。圧力がかかると治癒が遅れるため、数週間は入れ歯の装着も制限されることがあります。手術部位の縫合が完了するまではブラッシングは控え、縫合が解けた後は優しく軽く磨くようにしてください。

喫煙は絶対にやめましょう。タバコは全身の創傷治癒を遅らせ、骨移植の失敗リスクを高めます。

骨移植が完全に治癒するまでには 6〜12 か月かかります。インプラント埋入に十分な骨量が得られるまで、複数回の骨移植が必要になることもあります。定期的なフォローアップとX線検査で移植部位の状態を確認し、必要に応じて追加の処置を行います。たとえ適切にケアしても、稀に移植が失敗することがあります。その場合は、失敗した移植体を除去し、再度移植できるまで治癒を待ちます。