義歯の上手なケア方法

義歯の正しいケア方法は情報が少なく、戸惑うことが多いです。義歯を長く快適に使用するためのポイントを、義歯使用者であり義歯に関する本の著者の視点からまとめました。

目次

  1. 義歯は何でできている?

    現在の義歯は、アクリル樹脂のベースにプラスチック製の歯が装着されています。追加費用を払えば、より脆く割れやすい陶器(ポーセリン)製の歯にすることも可能です。

  2. 義歯の寿命はどれくらい?

    使用者によっては5年、10年、場合によっては20年も使用できることがありますが、一般的には約5年が平均とされています。これは米国歯科医師会(ADA)の見解でもあり、保険会社も同様の期間で新しい義歯の費用をカバーします。

    ただし、義歯の寿命と「リライン」の必要時期は別です。義歯が5年以上持っても、定期的に歯科医でチェックし、必要に応じてリラインや調整を受けることが重要です。

  3. 義歯の安全な保管

    就寝中は必ず洗浄液に浸し、安定した場所に置きましょう。保管中も衝撃や落下に注意が必要です。

  4. 義歯は常に湿らせておく

    使用していないときは必ず水に浸しておきます。熱いお湯は絶対に避けてください。乾燥や高温にさらされると、義歯が割れやすくなり、変形(ワープ)する恐れがあります。

    この点を軽視すると、再度作り直す必要が出てきます。新たに作り直す費用や時間が無駄になるだけでなく、以前のフィット感が失われます。

    多くの使用者が義歯を部屋のどこかに放置したり、熱いお湯で洗浄しようとしますが、これは正しい情報が不足しているためです。

  5. 義歯用ブラシの選び方

    実際にさまざまなブラシを試した結果、細くて柔らかい普通の歯ブラシが最適です。専用の硬めの義歯ブラシは、義歯の表面や内部を傷つけ、歯茎を刺激してしまいます。硬いブラシは義歯のエナメルを摩耗させることもあります。

  6. 正しいブラッシング方法

    就寝中に浸した後は、強くこすらずに優しくブラッシングし、ぬるま湯でしっかりすすぎます。これで清潔感のある、健康的な笑顔を保てます。

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