根管治療の手順と費用
根管治療は、損傷や死んだ歯髄を除去し、歯を保存する治療です。抜歯の代替として、一般歯科医と根管専門医(歯内療法医)のどちらでも実施できます。費用は歯の種類や施術者により300〜1,000米ドル程度です。
治療の流れ
1. 準備(診察・麻酔・アクセス)
治療は1〜3回の来院で完了します。初回はレントゲンで損傷状況を確認し、必要に応じて局所麻酔を行います。歯を乾燥させるためにデンタルダムを装着し、歯冠に小さな開口部(アクセス孔)を作ります。その後、歯髄と損傷した神経組織を全て除去し、サイズの異なる根管ファイルで根管内部を清掃します。
2. 充填(一時的・最終的)
清掃が終わったら、根管内部をゴム状の素材「ガッタパーチャ」で封鎖します。感染がある場合は、抗生物質を投与し、数日間は一時的な詰め物で外部からの汚染を防ぎます。一時的な詰め物は外部の開口部に配置し、数日後に最終的な充填へと移行します。
根管が封鎖された後、歯冠の開口部はアマルガムまたはコンポジットレジンで埋めます。歯の強度が低下している場合は、クラウン(冠)を装着して補強します。クラウンの種類は残存歯の大きさや部位によって選択され、根管治療を行った歯内療法医から一般歯科医へ紹介されることが一般的です。
費用の目安
根管治療の費用は、前歯・小臼歯・大臼歯のいずれか、また治療を行う歯科医の種別(一般歯科医か歯内療法医か)により変動しますが、概ね300〜1,000米ドル(約3万円〜10万円)です。
