歯のエナメル質が弱くなるサインと対策
感覚過敏(知覚過敏)
エナメル質が失われると、歯が非常に敏感になります。甘いお菓子やクッキーを食べたとき、コーヒーや紅茶などの熱い飲み物、スープなどの熱い食べ物で鋭い痛みを感じることがあります。また、アイスクリームや冷たい飲み物に対しても過敏になる人がいます。
歯の外観の変化
エナメル質が弱くなると、歯の見た目も変わります。エナメルは内部の象牙質(黄色がかっている)を覆っているため、エナメルが減少すると象牙質が露出し、歯が黄ばみます。また、エナメルが摩耗すると表面が滑らかで光沢が出たり、エッジがギザギザになることもあります。
エナメル質が侵食される原因
- 酸性の食べ物や飲み物(柑橘類、酢、ピクルス、リンゴ、炭酸飲料など)
- 糖分の多い食事
- 胃食道逆流症(胃酸が口腔に流れ込む)
- 唾液の分泌が少ないドライマウス
- 歯ぎしりや食いしばり
予防策
- 1日2回、特に就寝前にフッ素配合の歯磨き粉で歯を磨く
- 毎日フロスで歯間を清掃する
- 酸性飲料は適量にし、摂取後1時間はブラッシングを控える
- 酸性飲料はストローで飲み、歯への直接接触を減らす
- 無糖ガムを噛んで唾液分泌を促進し、エナメル質を保護する
治療法
エナメル質の侵食が軽度であれば、歯科医院でフッ素塗布やシーラントを行うことで感度を軽減できます。侵食が進行している場合は、クラウン(被せ物)で歯を覆い、感度を抑えつつさらなる損傷を防ぎます。
