歯にプラークができる原因と対策
基本
プラークは、細菌やその他の微生物がつくり出すべたべたした無色のバイオフィルムです。歯の表面や歯と歯の間に付着します。歯茎の上にできるものを上部プラーク、歯根部や歯茎の下にできるものを下部プラーク、歯茎の境目にできるものを歯肉プラークと呼びます。放置すると硬化して歯石になり、酸を放出してエナメル質を溶かし、最終的に虫歯になります。
形成の段階
歯を磨いた直後でも、数分で汚れが再び付着し始めます。唾液中の糖タンパク質が歯の表面に付着し、約1時間後に細菌が結合します。24時間以内に細菌は増殖し、厚い層を形成します。食事中の糖やデンプンは細菌の付着を助ける物質を作ります。適切な口腔ケアを行えばプラークは除去され、再びゼロから始まりますが、除去し忘れた部位は徐々に増えていきます。
影響
虫歯や歯の痛みだけでなく、プラークが歯茎の下にたまると炎症を起こし、歯肉炎や歯周病の原因となります。歯茎が赤く腫れたり出血したりすることがあります。長期間放置すると歯や顎の骨まで損傷し、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
除去方法
プラークを除去する基本は、フッ素配合の歯磨き粉で毎日しっかりブラッシングし、デンタルフロスで歯間を清掃することです。定期的な歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングや、必要に応じた特殊治療が有効です。プラークの残り具合は、染色タブレットや液体を使って可視化でき、歯科用ミラーで確認すれば、ブラッシングが足りない箇所が分かります。
