装具のリライン(再装着)方法
装具とは
装具は、変形や機能不全を矯正・改善するために作られた器具で、患者さんがより快適に日常生活を送れるよう支援します。例えば、顎関節症のためのスプリントや、足の変形を補正するインソールなどがあります。装具は正しくフィットすることが重要で、適切なフィットにより最大の効果が得られます。
装具のフィット感を向上させる方法のひとつが「リライン(再装着)」です。歯科用装具の場合はハードリライン、ソフトリライン、またはセルフリラインのいずれかを選びます。足用装具の場合は自宅用リラインキットまたは認定オーソティストによる専門的な調整があります。
必要なもの
- 使用中の歯科装具または足用装具
- 自宅用リラインキット
手順
義歯(デンチャー)のリライン
- キットの指示に従う:キットに同梱された2種類の材料を混合し、柔らかいペースト状にします。ペーストを義歯の歯茎部分に塗布します。
- 噛み合わせて固定:通常通りに義歯を噛み、指示された時間だけ硬化させます。硬化後、リラインは顎の骨格や歯茎に合わせて形状が固定され、数か月間持続します。
- 専門医でのチェック:2年に1回、または自宅リラインで効果が不十分な場合は歯科医に相談しましょう。歯科医はハードリライン(硬いプラスチック)かソフトリライン(柔らかい素材)を患者の歯茎の状態に合わせて選択します。
装具靴のリライン
- 適切なインサートを選ぶ:自分の足の状態に合ったインソールを選択します。製品ラベルに対応症状が記載されています。
- インサートを装着:パッケージを開け、裏面の接着剤がある場合は保護紙をはがします。靴の中にインサートを入れ、広い側を靴の上部に合わせてしっかり押し込み、履いて快適さを確認します。
- 専門家に相談:自宅リラインで改善しない場合は、近くのオーソティストへ連絡し、個別に最適な調整を受けましょう。
