取り外し可能な部分義歯の構成要素
ミシガン大学によると、部分義歯(リムーバブル・パーシャル・デンチャー)は、失われた自然歯やその周囲組織の一部を補い、取り外しが容易な義歯です。歯科医の介入なしで装着・除去でき、残存歯やインプラント、クラウンを支えにします。アメリカ歯科医師会は、取り外し可能な部分義歯は「代替歯」「ベース」「金属フレーム」の3つの主要部品からなると定義しています。
代替歯(Replacement Teeth)
代替歯は人工の歯で、ベースに取り付けられます。食事・会話・咀嚼・笑顔といった自然歯と同様の機能を果たし、見た目も自然に近い形状が施されています。
ベース(Base)
ベースは代替歯を保持する部分で、金属またはプラスチック製があります。歯茎の上に乗り、金属フレームと連結して、代替歯の保持だけでなく、義歯全体の安定性と保持力を高めます。
金属フレームワーク(Metal Framework)
金属フレームは以下の部品で構成されます。
- メジャーコネクタ(Major connector):口腔弓の左右をつなぎ、義歯全体を統合し、機能性と固定性を向上させます。
- マイナーコネクタ(Minor connector):メジャーコネクタとクラスプや咬合レストなどの小部品を結び、支持とブレース機能を補助します。
- ダイレクトリテーナー(Direct retainer):残存歯に取り付けられたクラスプや精密アタッチメントで、義歯が動くのを防ぎます。
- インダイレクトリテーナー(Indirect retainer):レストとクラスプを連結し、レバ作用によるベースの回転やずれを防止します。
これらの要素が組み合わさることで、取り外し可能な部分義歯は短期・長期の使用に耐え、自然な機能と審美性を提供します。
