咬合スプリントの使用に伴うデメリット
効果が不十分な場合
咬合スプリントは歯ぎしりを防止する目的で使用されますが、実際に歯ぎしりを止められないケースがあります。使用中は歯を保護できますが、スプリントを外すと再び歯ぎしりが始まることがあります。また、歯科医師が個別に作製するカスタムスプリントは高額になることが多く、長期的な効果が得られない場合は費用と時間の無駄となります。
感染や虫歯のリスク
長時間装着すると、スプリントの下に食べかすや細菌がたまりやすくなります。スプリントが唾液の流れを妨げ、プラークが除去されにくくなるため、虫歯や歯周炎が進行しやすくなります。
スプリント自体の損傷
歯ぎしりが強い人は、スプリント自体をすり減らすことがあります。その結果、スプリント内部に歯型の跡が残り、適合が悪くなると本来の矯正効果が低下します。損傷した場合は新しいスプリントの作製が必要となり、追加費用が発生します。
その他の不快感や制限
装着初期は数日間、歯や顎に痛みや過敏感さを感じることがあります。唾液の分泌が増えることもありますが、通常は時間とともに収まります。常時装着が求められるケースでは、口腔や歯肉の刺激が起こりやすく、食事時に不便を感じます。特に硬い食べ物は避け、スープやマッシュポテトなどの柔らかい食事を選ぶと負担が軽減します。
