アロエベラの歯科利用法
アロエベラは聖書の時代から医療用途で利用されてきた植物で、葉に含まれる栄養素は炎症を抑え、組織の修復を促すとされています。1976 年に Bill Wolfe D.D.S. はロシアの研究で、アロエベラが歯肉炎の治療に有効であることを確認し、それ以来様々な歯科領域で活用されています。
歯肉の抗炎症効果
硬い歯ブラシやフロス、歯間ブラシ、硬い食べ物、歯磨き粉の研磨剤などで歯肉が刺激され、痛みや腫れが生じることがあります。International Aloe Science Council の Timothy E. Moore 博士は、アロエベラを直接患部に塗布することで、炎症を抑え痛みを和らげる効果があると報告しています。
口内病変への効果
ヘルペス性のウイルス性病変、アフタ性潰瘍、口内炎、口角炎などの急性病変にもアロエベラは有効です。Moore 博士は、アロエベラのジェルがプレドニゾロンやインドメタシンと同等の効果で、腫れた歯肉組織を改善できることを示しました。
入れ歯・部分義歯の使用者へのメリット
不適合な入れ歯や部分義歯は口腔内を摩擦し、痛みや炎症を引き起こします。アロエベラはインプラント周囲の細菌汚染による炎症抑制にも利用でき、アロエベラ配合の歯磨き粉は研磨剤が少なく、歯肉や義歯への刺激が少ないと報告されています。
抗ウイルス作用
Moore 博士は、14 年間で6,000人以上の患者にアロエベラを使用し、顕著な治癒、浮腫の減少、疼痛コントロールを確認したと述べています。デスカミエイティブ歯肉炎や急性単球性白血病、その他血液疾患に伴う口腔症状にも直接塗布が有効とされています。
抜歯後の創傷治癒
親知らずの抜歯後に起こりやすいドライソケットなどの創傷にも、アロエベラは鎮痛と治癒促進に役立ちます。Aloe Vera は解毒作用と細胞増殖促進効果があり、治癒期間を短縮することが研究で示されています。
