義歯のケア手順とポイント
取り扱い
義歯は繊細なため、丁寧に扱うことが重要です。米国歯科医師会(ADA)によると、数インチの高さから落としても欠けやひびが入ることがあります。落とした場合に備え、折りたたんだタオルの上や水が入ったシンクの上に置くと衝撃を和らげられます。
ブラッシング
義歯は毎日ブラッシングすることが大切です。義歯を装着する前に、柔らかい毛先の歯ブラシで歯茎、舌、口蓋を清掃し、プラーク除去と血行促進を図ります。義歯自体も食べかすやプラークの蓄積を防ぐため、毎日ブラッシングして汚れや変色を防ぎ、口腔全体の健康を保ちます。
ADAは、義歯専用の柔らか毛先ブラシの使用を推奨しています。硬い毛先のブラシは義歯を傷つける恐れがあります。
保管
装着していないときは、子供やペットの手の届かない安全な場所に保管してください。
義歯は乾燥すると形が変わり、適合が悪くなることがあります。水や歯科医が推奨する義歯洗浄液が入った容器に入れて保管し、熱すぎるお湯は使用しないでください。熱い水は義歯を変形させる原因となります。
使用製品
義歯用洗浄液やタブレット、接着剤、専用ブラシなど様々な製品がありますが、ADAの認証マークが付いた製品を選ぶと安全性と効果が保証されます。接着剤は歯科医の指示がある場合のみ使用し、装着感の悪さを補う目的での使用は避けてください。歯科医が推奨する洗浄剤のほか、軽い石鹸でも清掃は可能ですが、強い洗剤や研磨剤の使用は推奨されません。
修理
義歯は使用期間中に破損や欠け、緩みが生じることがあります。自己修理は義歯や口腔に深刻なダメージを与える恐れがあるため、破損や不具合があった場合は必ず歯科医に相談してください。
