口臭の原因と対処法

歯周病

米国国立歯科・顎顔面研究所によると、米国成人の約80%が何らかの歯周病を抱えている。歯垢や歯石がたまり、歯肉炎(歯肉炎)を引き起こすと、細菌が増殖し口臭が発生する。治療せずに放置すると歯周病へ進行し、歯肉が歯から離れ、隙間に細菌が溜まりやすくなる。持続的な口臭は歯周病のサインである。

義歯

義歯自体が臭いの原因になるわけではないが、表面に付着した細菌が口臭の元になることがある。簡単なチェックとして、義歯を密閉袋に入れ5分置き、袋を開けて匂いを確認すると、他人に感じられる口臭を把握できる。義歯はこまめに洗浄し、口全体も清潔に保つことが重要だ。

不十分な口腔衛生

毎日の歯磨きやフロスを怠ると、食べかすが残り細菌が繁殖し口臭が発生する。さらに歯肉炎や歯周病へと進行し、最終的には歯が緩んで抜け落ちることもある。米国歯科医師会は、1日2回の歯磨きと最低1回のフロスを推奨している。

呼吸器感染症

上気道感染に伴う鼻汁の後鼻漏は舌の奥にたまり、細菌の温床となる。鼻が詰まると口呼吸を余儀なくされ、口腔が乾燥しやすくなる。乾燥した口内は細菌が増えやすく、口臭を悪化させる。

口腔乾燥症(ドライマウス)

唾液の分泌が減少すると、口内が潤いを失い、酸を中和したり死んだ細胞を洗い流す機能が低下する。その結果、細菌が増殖し口臭が生じる。ドライマウスは薬の副作用や加齢などが原因となることがある。

まとめ

口臭は口腔内の衛生状態だけでなく、全身の健康状態とも関係している。定期的な歯科受診と適切な口腔ケアで、原因を特定し改善することができる。

一般的な歯の健康 - 関連記事