髪や顔に起こる真菌感染症とは

髪や顔に起こる真菌感染症は、さまざまな真菌が原因で皮膚や毛髪に異常を引き起こします。主な症例と対策をまとめました。

1. 頭部白癬(リングワーム)

頭皮に感染し、円形または楕円形の脱毛斑ができます。斑は鱗屑があり、赤くかゆみを伴うことがあります。

2. 顎部白癬(リングワーム)

男性のひげエリアに起こる感染で、かゆみと鱗屑を伴う斑ができ、毛が抜けます。

3. 顔部白癬(リングワーム)

顔の皮膚に赤く鱗状の斑が現れ、境界がはっきりし、かゆみやフケが伴うことがあります。

4. マラセチア毛包炎

常在酵母マラセチアが過剰増殖し、顔や首、胸背部に小さくかゆみを伴う赤色または白色の丘疹ができます。

5. 脂漏性皮膚炎

皮脂腺が多い部位(頭皮、眉毛、鼻側)に赤く鱗屑が生じ、フケが出ます。真菌単独の原因ではありませんが、マラセチア酵母が関与していると考えられます。

治療と予防

真菌感染症の治療は、抗真菌薬の外用(クリーム、ローション、シャンプー)または内服(錠剤、カプセル)で行います。症状や感染部位に応じて、外用と内服を併用することもあります。

日常的な衛生管理、個人用品の共有を避けること、患部を乾燥させることが再感染防止に重要です。疑いがある場合は、早めに医療機関で診断・治療を受けましょう。

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