歯周病(歯肉炎)の治療法
全口除去術(フルマウスデブリードメント)
全口除去術は、年2回の定期クリーニングよりも侵襲的です。歯科医は局所麻酔を使用し、患者の不快感を軽減します。歯石を除去するために歯の表面から根までスケーリングし、歯肉の回復を促します。歯周病の進行度に応じて、2回から5回程度実施することがあります。
抗生物質の使用
ドキシサイクリンは、歯周病患者に頻繁に処方される深部組織に作用する抗生物質です。歯や歯肉に集中し、新たな細菌感染を防ぎ、侵襲的処置後の回復を助け、治癒過程で根周囲のプラーク菌量を減少させます。局所用ジェルのアトリドックス(Atridox)は、除去術後に歯と歯肉に塗布し固化するため、ドキシサイクリンの代替として使用されます。胃腸への副作用が懸念される患者に適しています。
自宅でのケア
適切な口腔衛生は、歯周病の予防・治療に最も効果的です。フッ素入り歯磨き粉で1日2回ブラッシングし、プラークの蓄積を防ぎます。歯間フロスは1日1回以上使用し、食べかすや細菌を除去します。リステリンやプラックスなどの抗菌マウスウォッシュを、歯磨き前に1日2回使用すると、細菌増殖を抑制し、歯肉炎・歯周病の治療に役立ちます。
