歯周病の非外科的治療法

歯周病は成人の歯の喪失の主な原因で、外科的な手術が一般的に行われますが、侵襲が大きく痛みを伴います。歯科医師の治療ガイドラインでは、できるだけ低侵襲で費用効果の高い方法が推奨されています。ここでは、手術以外で歯周病を管理できる代表的な非外科的治療法をご紹介します。

スケーリングとルートプレーニング

  • 最も一般的な手術代替法で、歯根表面を清掃し、歯周ポケット内のプラークや歯石を除去します。その後、根面を平滑化して細菌を減少させます。歯根は歯肉下にあるため、処置時間が長くなることや不快感を伴うことがありますが、治療後に多くの患者が手術を回避できます。

    最新の技術として、レーザーを用いたスケーリングとルートプレーニングがあります。レーザーにより歯肉下を高精度で清掃でき、処置時間の短縮と術後の痛み軽減が期待できます。

Perioprotect(ペリオプロテクト)

  • 歯周外科手術の新しい代替として登場したデバイスです。口腔内に装着するトレイ型の装置で、歯周ポケットに薬剤を直接届けます。自宅で1日数分の使用で済むため、患者の負担が大幅に軽減されます。

    トレイ内の薬剤は歯肉内の細菌を除去し、細菌が減少すると歯肉が自然に回復します。回復が進むと歯科医師が薬剤の濃度や投与量を調整し、完全に治癒した後も再発防止のために継続使用が推奨されます。Perioprotectで歯周病が改善すれば、外科手術は不要です。

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