連鎖球菌性咽頭炎が8週間以上続きめまいがある場合の対処法
はじめに
めまいは様々な疾患で起こり得る症状で、連鎖球菌性咽頭炎(いわゆる「ストレプス喉」)でも発生することがあります。喉の炎症が8週間以上続き、同時にめまいを感じる場合は、他の潜在的な原因を除外するために医師の診察が必要です。
連鎖球菌性咽頭炎とは
連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)による細菌感染で、主に喉と扁桃に炎症を起こします。代表的な症状は以下の通りです。
- 喉の痛み
- 発熱
- 扁桃の腫脹
- 喉の白い斑点
しかし、感染が長引くと次のような全身症状が現れることもあります。
- 吐き気・嘔吐
- 頭痛
- 筋肉痛・関節痛
- 発疹
- 倦怠感
めまい(Vertigo)とは
めまいは、回転感覚や不安定感を伴う症状で、内耳や脳の異常が原因となります。主な原因は以下の通りです。
- 内耳感染症
- メニエール病
- 前庭炎(ラビリンス炎)
- 聴神経腫瘍
- 脳卒中
- 多発性硬化症
- パーキンソン病
診察と検査の重要性
喉の炎症が8週間以上続き、めまいが併発している場合は、単なる連鎖球菌性咽頭炎だけでは説明できない可能性があります。医師は以下のような評価を行います。
- 身体診察
- 血液検査(炎症マーカーや感染症の有無)
- 画像診断(MRIやCT)で内耳や脳の状態を確認
治療の選択肢
検査結果に基づき、原因に応じた治療が行われます。
- 細菌感染が続いている場合は、抗生物質の再投与や別剤への変更
- 炎症が原因の場合は、抗炎症薬やステロイド
- めまいの原因が内耳疾患であれば、前庭リハビリテーションや薬物療法
いずれにせよ、自己判断で薬を中止せず、早めに専門医を受診することが回復への近道です。
