腫れた歯茎の対処法と治療法
原因
歯垢がたまると、そこに繁殖した細菌が炎症を引き起こし、歯肉が腫れます。妊娠中や更年期、思春期のホルモン変動、ビタミンC・カルシウム・ナイアシン・ビタミンB不足も腫れの要因です。栄養バランスの取れた食事やサプリで改善できることがあります。
予防・対策
歯垢は主に歯の根元に付着するため、毎晩のブラッシングとフロスが重要です。小さな円を描くようにブラシを動かし、歯と歯肉の境目までしっかり清掃しましょう。また、食器や調理器具は十分に洗浄・消毒することが大切です。
自宅でできるケア
塩や重曹に少量のターメリックを混ぜ、指または綿棒で歯肉をマッサージ。血行が促進され、痛みが和らぎます。
ぬるま湯に小さじ¼の食塩を溶かしたうがいは、最も手軽な方法です。1日数回行いましょう。
3%の過酸化水素を水で薄めたうがい液も細菌除去に有効です。使用後は必ず水で口をすすぎます。
ライムの皮をこすったり、ライムジュースに海塩を加えて飲むと、ビタミンCが炎症を抑えます。
クローブオイルを綿棒で数滴塗布すると、鎮痛・抗菌効果があります。
その他の治療法
エッセンシャルオイル(エキナセア、ペパーミント、カモミール)配合のマウスウォッシュでうがいすると、炎症が和らぎます。
亜鉛や血根(Bloodroot)配合の歯磨き粉は、プラーク形成を抑制します。
重曹で歯を磨くと、刺激が少なく歯肉に優しいです。
緑茶に含まれるカテキンはプラーク抑制に効果があります。
リスク要因
がん、関節リウマチ、自己免疫疾患の治療薬や、抗てんかん薬、抗うつ薬、心臓病薬は唾液のpHを変化させ、細菌増殖を助長します。禁煙や糖尿病管理も重要です。
注意点
歯肉炎の原因菌が血流を通じて心内膜に達すると、エンドocarditis(心内膜炎)を引き起こす危険があります。また、歯周病は心筋梗塞や脳卒中のリスク増加と関連するとされています。早期治療が不可欠です。
