歯科用チェアのコンポーネントと操作方法
快適で調整が容易な歯科用チェアを正しく配置することで、歯科医師と患者の体験が向上し、作業者の筋骨格系障害を防止できます。R. Pollack の歯科診療所エルゴノミクスに関する報告では、歯科医師は「口腔にアクセスするために不自然で非論理的な姿勢を取る」傾向があると指摘されています。最新のチェアコンポーネントは、歯科医師が手を使わずに調整できる機能を提供します。
手動スイッチ(ハンドコントロール)
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チェアの高さや角度は、医師またはアシスタントが操作できるハンドスイッチで調整します。3 つ以上のボタンが備わった2 組のスイッチは、患者が誤って作動させない位置に配置されています。通常、左右のチェア背面に平行に設置され、シートの傾き、座面の高さ、ベース回転、背もたれの上下、そしてプリセット位置へ自動調整する機能を制御します。複数の医師が同じ診療室を使用する場合、各医師ごとの高さ・角度のプリセットを設定しておくと、個別調整の手間が省けます。
足踏みスイッチ(フットコントロール)
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足踏みスイッチは、チェアを床に固定する丸型ベース(フロアプレート)の背面に配置されています。医師・アシスタントはチェアの左右どちらからでも操作可能です。このスイッチで座面の高さ調整や 360 度回転が行え、任意の方向に向けることができます。左側から操作すると右側から操作した場合とは逆の方向に回転する点に注意してください。
チェアモーター
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4 つのモーターがスイッチに連動してチェアの各部位を動かします。ベース側のモーターはフットスイッチで回転を制御し、リフトモーターが高さを上下させます。前方にあるモーターは座面の前後傾斜を調整し、背もたれ側のモーターは背もたれのリクライニングや上昇を行います。正しくコントロールを使用すれば、作業者は最適な姿勢でアクセス・視認性・快適性・操作性を確保できます。R. Pollack は「常に最適なアクセス、視認性、快適さ、コントロールを実現できる姿勢」を目指すべきだと述べています。
