6〜36か月の赤ちゃんの皮膚発疹と対処法
刺激性発疹
赤ちゃんの発疹は、アレルギーや石鹸、衣類、洗剤、ローションなどの刺激物が原因になることがあります。刺激性発疹は、赤い丘疹として現れる軽度のものから、水疱や腫れを伴う重度のものまで様々です。代表的な例はおむつかぶれで、離乳食や抗生物質の影響、頻繁におむつを替えないことが原因です。対策としては、患部をできるだけ覆わず、ペトロラシア油などのバリア軟膏を塗布します。
ウイルス・細菌性発疹
細菌やウイルス感染により発疹が現れることがあります。代表例は以下の通りです。
- ロゼラ(赤痢熱):6か月〜2歳の乳児に多く、まず高熱が出て、その後全身に発疹が出ます。
- 手足口病:痛みを伴う水疱や隆起した発疹が手足や口内に出ます。
- 膿痂疹(インペティゴ):黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が原因で、水疱やかさぶたができる感染性皮膚炎です。
これらの感染性発疹は、処方薬のクリームや抗生物質で治療します。
慢性皮膚疾患による発疹
湿疹(アトピー性皮膚炎)は、顔や四肢に赤く乾燥したかゆみを伴う発疹を引き起こします。アレルギー、暑さ、ストレスが主な誘因です。多くの子どもは5〜6歳までに改善しますが、思春期に再燃することもあります。その他、乳児ニキビや乾癬も見られます。慢性疾患の管理には、ステロイド外用薬が一般的です。
危険な発疹
生命を脅かす疾患が原因の発疹は、直ちに医療機関を受診する必要があります。
- 髄膜炎菌感染症:皮下毛細血管が破裂し、赤紫色の発疹が出ます。嘔吐、頭痛、筋肉痛などの全身症状を伴います。
- 毒素ショック症候群(TSS):黄色ブドウ球菌が産生する毒素により、日焼けのような発疹と高熱が現れます。
これらは速やかな診断と治療が不可欠です。
