黄疸について

黄疸(光線過剰症)は新生児の約70%に見られ、早産児ではさらに多く発生します。皮膚や眼球の白い部分が黄色くなるのが特徴です。

黄疸の治療法

過剰なビリルビンは皮膚で分解され、体が排除しやすくなる必要があります。通常は紫外線光療(光照射ブランケットや医療用光装置)で行いますが、直射日光や間接光でも代替可能です。

日光の危険性

治療に用いる紫外線は、特に乳児の皮膚にダメージを与える恐れがあります。日焼けや皮膚炎に注意が必要です。

安全な日光療法の手順

  • 赤ちゃんの衣服をすべて脱がせ、前面と背面を交互に10分程度直射日光に当てます。
  • 続いて、窓が遮らない日陰で20分間間接光に当てます。
  • 皮膚に赤みが現れたら直ちに日陰へ移し、様子を観察します。
  • 授乳やおむつ替えは頻繁に行い、1日中交互に日光と日陰を繰り返します。

治療後のフォローアップ

日光療法の翌日は必ず医師の診察を受け、ビリルビン値が低下しているか確認してください。メコニウム(胎便)がまだ残っている場合や黄疸が改善しない場合は、入院光療が必要になることがあります。