幼児の副鼻腔感染症の症状と対処法
幼児の副鼻腔感染症は、鼻の周りにある副鼻腔に細菌が増殖し、炎症を起こすことで発症します。風邪が長引くときに起こりやすく、抗ヒスタミン薬や去痰薬で改善できることもありますが、症状が長引く場合は適切なケアが必要です。
症状
- 風邪の初期症状に続き、10〜14日間改善しない鼻水や緑色の粘液が増える。
- 鼻づまりに伴う咳や、発熱、顔や目のむくみが見られることも。
- 鼻汁が喉へ流れ込むため、口臭が強くなることがある。
自宅での対処法
- 浴室をスチームルームに利用し、シャワーの熱い蒸気で10〜15分間子どもと一緒に入ります。蒸気で粘液が緩みやすくなるので、胸や背中を軽く叩いて痰を出しやすくします。
- 鼻吸引器で鼻腔内の粘液を除去し、十分な水分補給を促します。
- 加湿器や蒸気発生器を部屋に置き、寝室を温かく湿度のある環境に保ちます。ラベンダーやユーカリのエッセンシャルオイルを数滴加えると、呼吸が楽になることがあります。
- 胸に塗る軟膏は子どもによっては喘鳴を誘発することがあるため、使用は注意深く観察してください。
医師の治療
- 小児科医は抗ヒスタミン薬や鼻用デコンジェスタントを処方し、鼻水や鼻腔の腫れを抑えます。
- 必要に応じて咳止めや去痰薬を併用し、肺に溜まった粘液を除去します。
- 市販薬でも同様の成分はありますが、使用前に必ず医師に相談してください。
注意点
- 副鼻腔感染は頭痛や緑色の目やにを伴うことがあります。目やにが風邪や副鼻腔感染と無関係の場合は結膜炎(いわゆるピンクアイ)の可能性があります。
警告
- 体温が103°F(約39.4℃)以上の高熱、顔面の強い腫れや痛みがある場合は、すぐに小児科医を受診してください。高熱は重篤な合併症のサインとなることがあります。
