鼻づまりで苦しむ赤ちゃんの対処法

赤ちゃんがウイルス感染にかかると、鼻づまりや鼻水が出ます。鼻づまりは痛みや不快感だけでなく、授乳や睡眠にも支障を来すことがあります。鼻腔をやさしくケアし、鼻づまりを和らげる方法をご紹介します。

症状を和らげる方法

  • ゴム製のシリンジ(鼻吸い器)を使い、必要に応じて鼻汁を吸引します。

  • 蒸しタオルや蒸気の出る浴室で数分間過ごすと、鼻汁が柔らかくなり吸いやすくなります。

  • 赤ちゃんに十分な水分を与え、1日数回おむつが濡れているか確認しましょう。

  • 市販の生理食塩水の鼻用ドロップを各鼻腔に数滴垂らし、鼻汁を緩めます。

  • ローション付きのティッシュで鼻を拭き、皮膚のかぶれを防ぎます。

睡眠時のポイント

  • 鼻が詰まっているときは、赤ちゃんをやや起き上がった姿勢で寝かせると鼻汁が自然に排出されやすくなります。安全を確認したうえで、ベビーカーシートやスイングを使用しても構いません。

  • マットレスの下にフォーム製のウエッジを置き、頭部を少し高くして寝かせます。

  • 部屋にクールミスト加湿器を置き、鼻粘膜を潤しておきましょう。加湿器の風はベッドから離れた方向に向け、寝具が湿るのを防ぎます。

避けるべきこと

  • 2歳未満の赤ちゃんに咳止めや風邪薬は絶対に与えないでください。安全性が確認されていません。

  • 綿棒やその他の異物を鼻孔に入れて鼻を掃除しようとしないでください。鼻粘膜を傷つける恐れがあります。

  • 加湿器は毎日きれいに洗浄し、カビや細菌の繁殖を防ぎましょう。汚れたまま使用すると、むしろ鼻づまりが悪化します。

  • 体調の悪い人との接触は控え、赤ちゃんの免疫が余計なウイルスにさらされないようにしましょう。

注意すべきサイン

  • 鼻づまりは数日で自然に改善することが多いですが、次の症状が見られたらすぐに医師に相談してください。

    • 高熱が出る、呼吸が苦しそう、咳やぜん鳴りが続く、極度の不快感がある。
    • 授乳や水分摂取を拒む、1日2回未満のおむつしか濡れない。
    • 目が watery、顔や首が腫れる、唇周りに発疹が出るなどのアレルギー症状。
    • 生後3か月未満の赤ちゃんで鼻づまりが続く場合は、重篤な感染症につながる恐れがあるため早急に受診してください。

上記の対策を実践し、赤ちゃんの鼻づまりをできるだけ早く解消しましょう。症状が長引く、または悪化したと感じたら、遠慮せず医療機関を受診してください。

赤ちゃんの健康 - 関連記事