赤ちゃんはどれくらい眠るべきか?
重要性
新生児は生後3か月まで、1日に平均16〜20時間眠ります。1回の睡眠は1〜4時間で、起きている時間は最大2時間です。4か月になると1日あたり約15時間の睡眠となり、夜間の睡眠は3〜5時間、起きている時間は1〜5時間に伸びます。6か月になると、夜に6時間連続で眠ることができ、昼寝は1〜2時間程度になります。
時間の目安
生後9か月になると、約70%の赤ちゃんが夜に6時間まで連続で眠ります。しかし、1歳から3歳になると夜間の覚醒が再び増え、夜の不安や恐怖が原因になることがあります。
考慮すべき点
低体重で生まれた赤ちゃんや早産児は、2〜3時間ごとに授乳が必要なため覚醒が多くなります。母乳で育てる赤ちゃんは、ミルクで育てる赤ちゃんよりも頻繁に起きます。生後約3週間で、全赤ちゃんの65%までが乳児疝痛(コリック)を経験します。コリックは2〜5時間続く理由不明の激しい泣きが特徴で、主に午後から夕方に起こり、3か月頃に自然に治まります。疑問があれば小児科医に相談してください。
影響
新生児の睡眠不足は、親の集中力低下や家庭内のストレス増加につながります。赤ちゃんが昼間に頻繁に昼寝をするため、親も同時に仮眠を取ると良いでしょう。母乳育児中の母親は、夜間に赤ちゃんと一緒に寝ることで授乳が楽になることがありますが、将来的に依存的な睡眠習慣になる可能性があります。共同睡眠については小児科医に相談してください。
理論・推測
赤ちゃんが空腹でない状態であれば、夜通し眠ることが期待できます。就寝前に赤ちゃんを2時間ほど起こしておき、寝る直前に授乳すると効果的です。コリックの赤ちゃんは、授乳後にしっかりゲップをさせ、母乳またはミルク以外の食べ物は与えないようにしましょう。
予防・対策
赤ちゃんは習慣のある生き物です。規則正しい生活リズムを作らないと、夜通し眠る習慣が身につきません。就寝前には、優しい遊び、心地よい入浴、授乳などのリラックスルーティンを設けましょう。夜に起きたら授乳・ゲップ・おむつ替えを行い、静かに寝かせます。夜間は声を低くし、遊びは避けてください。
専門家の見解
赤ちゃんの睡眠パターンが標準と大きく異なる場合は、必ず小児科医に相談してください。睡眠時間が長くても短くても健康であれば問題ありませんが、発達状況の確認は重要です。また、赤ちゃんの寝姿勢について不安があれば、看護師に正しい寝かせ方を教えてもらいましょう。多くの小児科医は、赤ちゃんは仰向けに寝かせることを推奨しています。
