子どもの睡眠不足の原因は?
子どもが日中に元気に活動できるよう、十分な睡眠を確保することが大切です。睡眠不足は免疫力低下や集中力低下、イライラ、疲労感を引き起こします。米国国立睡眠財団によると、0〜2か月齢は1日12〜18時間、1〜3歳は12〜14時間、学齢期は10〜11時間の睡眠が推奨されています。
医療的要因
歯が生える痛み、ガス、尿路感染症、耳の痛み、睡眠時無呼吸症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)などが睡眠不足の原因となります。睡眠時無呼吸症候群の子どもはいびきや呼吸停止が起こり、十分な睡眠が取れません。特に2〜5歳の子どもに多く見られ、ADHDと症状が似ているため誤診されることがあります。
睡眠障害(パラソムニア)
睡眠中の会話(睡眠会話)、夢遊病、夜驚症などが含まれます。夜驚症は4〜12歳で多く見られ、子どもが叫び続けます。夢遊病は6〜12歳で頻繁に起こり、子どもは起きているように見えて実際は睡眠状態です。これらが日中の行動に支障をきたす場合は専門家の診察が必要です。
過密スケジュール
学校以外にも部活動、宿題、水泳教室、サッカー練習、バレエ教室などが詰め込まれ、早朝に起きて練習やレッスンに参加することが多くなります。その結果、就寝が遅くなり、十分な睡眠時間が確保できず、日中の生産性が低下します。
不適切な睡眠環境
子どもの部屋にテレビやパソコン、携帯電話があると、ゲームや通話に時間を取られ睡眠が削られます。乳児の場合、共同睡眠は分離不安を軽減し、睡眠トラブルを減らすと大学ミシガンの研究で示されています。一方、独り寝のベビーベッドでは分離不安から睡眠不足になることがあります。
