子どものアモキシシリン発疹

子どもが感染症で処方されることが多いアモキシシリン。その副作用として現れる発疹について、原因や見た目、対処法を解説します。

原因

発疹はアレルギー反応のサインと考えがちですが、実際には多くの場合、薬剤の副作用です。アモキシシリンだけでなく、同様の抗生物質であるアンピシリンや、アモキシシリンを含むオーグメンチン(アモキシシリン・クラブリン)でも同様の発疹が現れます。まれに、非アレルギー性の発疹は感染症(例:伝染性単核球症)の兆候であることもあります。

見た目

典型的なアモキシシリン発疹は、淡いピンクから赤色の平らな斑点で、麻疹様(麻疹に似た)と呼ばれるモルビリフォーム様発疹です。主に体幹に現れ、顔や腕、脚へ広がることがあります。かゆみはなく、水疱はできません。

出現時期

発疹は通常、抗生物質投与開始から3日目以降に現れます。多くは5〜7日目に出現しますが、治療開始から2週間まで遅れて現れることもあります。発疹の持続期間は1日から6日で、平均は約3日です。

発生率

アモキシシリンを服用した子どもの5〜10%が発疹を起こします。そのうち約80%はアレルギーではなく、後遺症もありません。

医師に相談すべき時

発疹がかゆい場合、または非かゆみの発疹が1週間以上続く場合は小児科医に受診してください。呼吸困難など重篤な症状が出たら緊急治療が必要です。疑問や不安があれば、いつでも医師に相談しましょう。

追加情報

非アレルギー性の発疹は一過性で、将来同じ薬を使用しても再発しないことが多いです。稀に再発しても症状は軽く、特別な治療は不要です。かゆみがないため、カラミンローションやオートミール入浴などの痒み止めは必要ありません。

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