子どもの風邪薬の危険性と代替ケア
危険性
FDAは小児への市販の咳止め・風邪薬の使用を推奨していません。抗ヒスタミン剤を含む製品は鎮静作用があり、呼吸が苦しい子どもにとって危険です。また、成分が重複した複数の薬を与えることで過剰投与になるリスクもあり、最悪の場合は致命的です。そのため、4歳未満への投与を禁じる表示変更が検討されています。
年長児への影響
年長児でも副作用の可能性はゼロではありません。現時点での研究は続いており、風邪薬は病気を治すものではなく、症状緩和の目的であることを理解する必要があります。ラベルの用量指示を必ず守り、過剰投与を防ぎましょう。
抗生物質は効果がない
風邪はウイルス性の感染症であり、抗生物質は細菌感染にしか効きません。さらに、抗生物質の不必要な使用は耐性菌の増加という長期的なリスクを伴います。
家庭でできる対処法
- 十分な水分補給と加湿器の使用で鼻づまりを緩和する。
- 安静を保ち、睡眠を十分に取らせる。
- 生理食塩水の鼻滴や、必要に応じてのうがいで喉の痛みを和らげる。
- 年齢が許す場合は、のど飴やトローチを使用する。
注意すべきサイン
ほとんどの風邪は自然に回復しますが、以下の症状が見られたら医師の診察が必要です。
- 生後3か月未満の赤ちゃんが高熱(摂氏39.5度以上)を1日以上続ける。
- 尿量が減少している。
- 発熱が101°F(約38.3°C)以上で1週間以上続く。
- 目や鼻の分泌物が黄緑色で2週間以上続く。
- 咳が1週間以上続く、または耳や副鼻腔の痛みがある。
