子どもの白癬(はくせん)治療ガイド

白癬(はくせん)とは

白癬は、足白癬と同じカビが原因の感染症で、接触でうつります。「リングワーム」という名前は、円形の発疹ができることから来ていますが、虫とは無関係です。かゆみを伴い、特に子どもに多く見られます。リングの外側はかさつくことがありますが、内側は滑らかです。太もも、腹部、腕、背中、頭皮など、体のさまざまな部位に現れます。

治療と予防の手順

  1. 医師の診察を受ける

    まず皮膚科で診断し、市販の抗真菌クリームで治療できるか確認します。子どもは皮膚が敏感なことがあるので、最初は少量を塗り、刺激がないか様子を見ます。

  2. 内服薬やシャンプーの処方を相談する

    頭皮に白癬がある場合は、経口薬や薬用シャンプーが必要になることがあります。また、免疫力向上のためにビタミンCやマルチビタミンのチューイングタブレットを医師に相談してください。

  3. 家族全員をチェックする

    白癬は感染しやすいため、兄弟姉妹や親、ペットも確認します。ペットに感染が疑われる場合は、獣医師に診てもらいましょう。

  4. 洗濯・消毒を徹底する

    寝具、衣類、タオル、洗面用具は熱湯で洗い、可能なら漂白剤で消毒します。櫛やブラシ、ヘアアクセサリーは共有せず、使用後は必ず消毒してください。

  5. セレン硫化物配合シャンプーで頭皮をケア

    医師の指示があれば、セレン硫化物入りシャンプーで洗髪し、頭皮白癬の拡大を防ぎます。

  6. 患部を擦らない・締め付けない

    患部を強く洗ったりこすったりすると皮膚が破れ、感染が悪化したり他部位に広がります。ゆったりした衣服を選び、刺激を避けましょう。

  7. 保育園・学校へ連絡し、周囲の対策を取る

    保育園や幼稚園、学校に白癬の事実を伝え、タオルや寝具の共有を止め、玩具の消毒を徹底します。スクールナースにも報告し、追加の予防策を協議してください。

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