子どもの白癬(はくせん)治療ガイド
白癬(はくせん)とは
白癬は、足白癬と同じカビが原因の感染症で、接触でうつります。「リングワーム」という名前は、円形の発疹ができることから来ていますが、虫とは無関係です。かゆみを伴い、特に子どもに多く見られます。リングの外側はかさつくことがありますが、内側は滑らかです。太もも、腹部、腕、背中、頭皮など、体のさまざまな部位に現れます。
治療と予防の手順
- 医師の診察を受ける
まず皮膚科で診断し、市販の抗真菌クリームで治療できるか確認します。子どもは皮膚が敏感なことがあるので、最初は少量を塗り、刺激がないか様子を見ます。
- 内服薬やシャンプーの処方を相談する
頭皮に白癬がある場合は、経口薬や薬用シャンプーが必要になることがあります。また、免疫力向上のためにビタミンCやマルチビタミンのチューイングタブレットを医師に相談してください。
- 家族全員をチェックする
白癬は感染しやすいため、兄弟姉妹や親、ペットも確認します。ペットに感染が疑われる場合は、獣医師に診てもらいましょう。
- 洗濯・消毒を徹底する
寝具、衣類、タオル、洗面用具は熱湯で洗い、可能なら漂白剤で消毒します。櫛やブラシ、ヘアアクセサリーは共有せず、使用後は必ず消毒してください。
- セレン硫化物配合シャンプーで頭皮をケア
医師の指示があれば、セレン硫化物入りシャンプーで洗髪し、頭皮白癬の拡大を防ぎます。
- 患部を擦らない・締め付けない
患部を強く洗ったりこすったりすると皮膚が破れ、感染が悪化したり他部位に広がります。ゆったりした衣服を選び、刺激を避けましょう。
- 保育園・学校へ連絡し、周囲の対策を取る
保育園や幼稚園、学校に白癬の事実を伝え、タオルや寝具の共有を止め、玩具の消毒を徹底します。スクールナースにも報告し、追加の予防策を協議してください。
