子どもの咳止め薬の種類と選び方

種類

市販の咳止め薬は大きく分けて去痰薬と鎮咳薬の2種類があります。去痰薬は、痰が絡んだ湿性咳で痰が出にくいときに、痰を薄めて咳き出しやすくします。鎮咳薬は咳反射を抑えて、特に夜間に咳がひどくて眠れない場合に有効です。

安全性に関する注意点

2008年、米食品医薬品局(FDA)は2歳未満の子どもに対し、市販の風邪・咳薬の使用を禁じました。重篤な副作用報告が相次いだためで、メーカーは2歳未満の用量表示を撤回し、4歳未満への使用も推奨しなくなっています。

代替手段

市販薬に不安がある場合は、加湿器で冷たいミストを出す、十分な水分を摂らせる、食塩水の鼻スプレーを使用するなどの方法があります。1歳以上の子どもには、温かい水に蜂蜜を加えると咳が和らぐことがあります。ホームオパシーやハーブ製の咳止めもありますが、使用前に小児科医や薬剤師に相談してください。

事実

咳が日常生活や睡眠を妨げない限り、薬で抑える必要は必ずしもありません。サンフランシスコの小児科医リサ・アスタ博士は「咳は感染した痰を肺から排出し、鼻からの分泌物が肺に流れ込むのを防ぐ重要な防御反応です。咳が出ないと軽い鼻水が肺炎に進行することもある」と述べています。

注意喚起

咳止め薬を与える前に必ず小児科医に相談しましょう。基礎疾患がある場合や他の薬を服用中の場合は、薬剤師に相互作用を確認してください。必ず製品に付属の計量カップで正確に投与し、咳が数日以上続く、呼吸が苦しそう、症状が悪化する、または犬吠様の咳(百日咳の可能性)がある場合は速やかに医師へ連絡してください。特に夜間でも疑問があれば電話で確認するのが安全です。

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