子どもの耳の痛みを和らげるにはどうすればいい?
耳の痛みは子どもにとってよくある症状で、3歳になるまでに多くの子どもが耳感染症に伴う痛みを経験します。感染症そのものの治療が必要になることもありますが、まずは痛みを和らげる対策が重要です。以下に、家庭で簡単にできる5つの方法をご紹介します。
温める
温かいものは耳の痛みを和らげる効果があります。低~中温度に設定したヒーティングパッドや、ぬるま湯を入れたボトルを子どもの頭や耳の近くに当てます。症状が軽い場合は、医師が抗生物質の使用を数日様子を見るよう勧めることもあります。
ガムを噛む
ある程度年齢が上がった子どもは、ガムを噛むことで顎の動きと頻繁な嚥下が耳の圧力を緩和し、痛みが軽くなることがあります。ただし、1歳未満の子どもには安全ではありません。
オリーブオイルの滴下
耳垢の除去や、耳内部の圧力が耳垢によるものであれば、温めたオリーブオイルを数滴垂らすと緩和されることがあります。感染が原因の場合でも、オリーブオイルは痛みを和らげる効果がありますが、医師の診断を優先してください。
市販の鎮痛剤
アセトアミノフェンやイブプロフェンなど、子ども用の市販鎮痛剤は安全に使用でき、耳の痛みを効果的に軽減します。アスピリンは13歳未満の子どもには絶対に与えてはいけません。
高度変化への対策
飛行機の離着陸時など、急激な高度変化は耳に圧力を生じさせ痛みを引き起こします。子どもには飲み物を飲ませる、ガムを噛ませる、赤ちゃんには哺乳瓶やおしゃぶりで吸わせるなど、耳を「ポップ」させる動作を促すと効果的です。
これらの対策で痛みが改善しない場合や、発熱・嘔吐・耳からの膿が出るなどの症状がある場合は、速やかに小児科医を受診してください。
