子どものトリレプタール(オキサカルバゼピン)における副作用と注意点
トリレプタールは、抗痙攣薬オキサカルバゼピンのブランド名です。主に部分発作(脳の限られた領域から始まる発作)の予防に使用され、双極性障害の気分安定にもオフラベルで処方されます。重篤な副作用は稀ですが、子どもに特有の注意点があります。
使用方法
トリレプタールは4歳以上の子どもでも使用可能です。副作用を最小限に抑えるため、医師は低用量から開始し、必要に応じて徐々に増量します。
皮膚反応
米国食品医薬品局(FDA)は、子どもと大人の両方で重篤な皮膚反応が起こり得ることを警告しています。スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症は、重い水疱性発疹を引き起こす可能性があります。
自殺念慮・自殺行動
抗てんかん薬全般に共通する警告として、トリレプタール使用中に自殺念慮や自殺行動が現れるリスクがあることが報告されています。
低ナトリウム血症
稀な副作用として低ナトリウム血症があります。子どもは極度の倦怠感や塩分を欲する傾向が見られることがあります。
その他の副作用
- 歩行異常、視力ぼやけ、めまい、倦怠感、腹痛、消化不良、吐き気、眠気、震え、脱力感などが報告されています。
感染症リスク
大人に比べ、トリレプタール服用中の子どもは感染症にかかりやすい傾向があります。
