子どもの脳卒中の症状と対処法

脳卒中は大人だけの病気というイメージが強いですが、子どもでも発症することがあります。子どもの脳卒中は出生時の先天異常や感染症、外傷、鎌状赤血球貧血などの血液疾患、あるいは身体・精神の障害がリスク要因となります。症状は大人と似ているものもありますが、子ども特有のサインを見逃さないことが重要です。

激しい頭痛とけいれん

子どもが訴える最初のサインのひとつは、突然の激しい頭痛です。子どもは普段頭痛を訴えることが少ないため、強い痛みで横になりたがる様子が見られたら要注意です。乳児の場合は頭痛を言葉で表現できないため、代わりにけいれんが起こることがあります。これらの症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。

言語障害と運動障害

脳卒中に伴う麻痺や筋力低下により、言語障害や身体の動きに支障が出ます。具体的には、言葉が出にくくなる、発音が不明瞭になる、あるいは全く話せなくなることがあります。また、体の片側がしびれたり、腕や脚の協調が取れなくなり、バランスを崩しやすくなります。

排尿障害

尿失禁も子どもの脳卒中の兆候のひとつです。軽い漏れから完全にコントロールできない状態まで様々で、筋肉の制御が低下することが原因です。普段トイレの習慣が変わったと感じたら、医師に相談しましょう。

顔面筋の異常

顔の筋肉が弱くなると、視力低下や瞳孔の左右差、部分的な失明が起こることがあります。また、表情が歪む、口からよだれが出るなどの麻痺症状も見られます。首の血管が膨らんで見えることもあるため、親や介護者がすぐに気付くことが多いサインです。

意識消失

一時的な意識喪失や呼吸音が変わる(いびきのような音)ことも報告されています。これらは他の症状と同時に現れることが多く、意識がなくなった場合は直ちに救急車を呼び、病院でのモニタリングが必要です。

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