子どものリスペリダル(リスペリドン)使用時の副作用

リスペリダル(リスペリドン)は、5歳から17歳までの子どもに経口投与され、統合失調症や双極性障害、自閉症に伴う攻撃性、癇癪、急激な気分変動の症状緩和に用いられます。以下は、子どもがリスペリダルを使用した際に報告される主な副作用です。

遅発性ジスキネジア(TD)

TDは神経系に影響を及ぼす重篤な副作用で、顔面や身体の不随意運動が現れます。治療は個別に行われ、薬剤中止後も症状が残ることがありますが、時間とともに改善または消失することもあります。

錐体外路症状(EPS)

EPSは比較的稀な副作用群で、脚の不随意な動き、手足の震え、足取りの変化、筋肉の硬直や痛みを伴う痙攣などが現れます。EPSは遅発性ジスキネジアの症状を引き起こすこともあります。

神経遮断薬悪性症候群(NMS)

NMSは生命を脅かす緊急状態で、筋肉硬直、意識混濁、痛み、脈拍・心拍数・血圧の変動などがみられます。これらの症状が出た場合は直ちに医療機関を受診してください。

高プロラクチン血症・糖尿病

リスペリダルはプロラクチンの分泌を増加させ、高プロラクチン血症を引き起こすことがあります。長期的な影響は不明です。また、血糖値を上昇させ糖尿病のリスクを高める可能性があります。糖尿病の主な症状は、過度の喉の渇き、空腹感、疲労感/倦怠感、頻尿です。

注意点

肥満、低血糖、糖尿病の家族歴がある場合は、服用前に必ず医師に伝えてください。リスペリダルは糖尿病の発症リスクを増大させることがあります。

副作用の出現期間

治療開始後、疲労感は最大で2週間続くことがあります。リスペリダルの副作用は薬剤中止と適切な治療により解消されることが期待されますが、遅発性ジスキネジアは中止後も残ることがあります。

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