子どもの術後疼痛管理に用いる鎮痛薬
子どもは大人と同様に、手術後に疼痛管理が必要です。投与量は年齢・体重・手術の範囲に応じて決定され、医師の指示に従って自宅でも服用します。
鎮痛薬の種類
- 手術中・術後にオピオイド系鎮痛薬を使用し、疼痛を抑えます。集中治療室に入院中の子どもは、鎮静剤と鎮痛薬を併用します。
投与形態と特徴
- 年少児には液体製剤、年長児には錠剤が一般的です。
- 嘔吐がある場合は坐剤、持続的な疼痛緩和が必要な場合は静脈内(IV)投与が行われます。
オピオイド系鎮痛薬
- オピオイドは強力な鎮痛薬であり、成人での依存リスクは知られていますが、子どもの依存は極めて稀です。
患者自身によるコントロール
- 7歳以上の子どもは、IV ポンプを使用して必要時にボタンを押すことで追加投与を受けられます。ポンプは過量投与を防止するよう設計されています。
硬膜外麻酔
- 一部のケースでは、硬膜外カテーテルを用いて手術部位へ直接薬剤を投与し、疼痛を軽減します。通常、使用期間は5日以内です。
副作用と対策
- 一般的な副作用として、吐き気やかゆみがあります(特別外科病院の報告)。必要に応じて投与量や薬剤の変更で症状を緩和します。
