子どもの歩行性肺炎の治療法
処方薬
歩行性肺炎は、呼吸器の繊毛細胞を攻撃するマイコプラズマが原因です。マイコプラズマは多くの抗生物質に耐性がありますが、以下の薬が有効とされています。
- アジスロマイシン
- エリスロマイシン
- クラリスロマイシン
- テトラサイクリン系薬剤
家庭でできるケア
十分な休養を取らせ、免疫力を高めましょう。咳を和らげるために、浴室で蒸気吸入を行うと効果的です。シャワーの熱い湯を出し、ドアを閉めて15分ほど蒸気が子どもの気道に届くようにします。また、夜間は加湿器(クールミスト)を使用して部屋の湿度を上げ、痰を薄くし咳を抑えます。
追加の対策
エッセンシャルオイル(松、ペパーミント、ユーカリ)を加湿器の水に数滴入れ、爽やかな香りで気道を刺激します。同様のオイルを温かい湯船に入れて入浴させてもリラックス効果があります。脱水を防ぐために、氷のかけら、凍ったフルーツバー、温かいスープやブロスなど、子どもが飲みやすい液体を積極的に提供しましょう。
避けるべき薬
咳止めの使用は原則避け、夜間に睡眠を妨げるほど咳がひどい場合のみ、医師と相談の上使用してください。市販薬を使用する前に必ず小児科医に相談しましょう。
注意点
歩行性肺炎の後遺症として、症状が消えても最大6週間続く乾いた咳が残ることがあります。定期的なフォローアップ受診を行い、咳の経過や肺の状態を確認してください。
