成長チャートの見方と測定手順
成長チャートは、子どもの身長・体重を同年齢・同性の子どもと比較し、パーセンタイルで示すツールです。2歳から20歳までの子どもは身長と体重を別々にプロットし、0〜36か月の乳児は身長(長さ)・体重・身長に対する体重の3項目で評価します。BMIチャートは身長と体重から算出した体格指数を用いて体脂肪の目安を示します。
必要なもの
- メジャー(巻き尺)
- 体重計(浴室用でも可)
測定手順
標準成長チャート
- 体重の測定:正確な体重計で子どもの体重を測ります。乳児の場合は、親が自分だけで量り、赤ちゃんを抱えて再度量り、差を取って赤ちゃんの体重とします。測定結果を記録します。
- 身長(長さ)の測定:子どもは裸足で背筋を壁につけ、頭頂部に鉛筆で軽く印を付けます。乳児は大きな紙の上に仰向けに寝かせ、頭頂部と伸ばした脚のかかとに印を付け、巻き尺で長さを測ります。測定結果を記録します。
- 適切なチャートの選択:子どもの性別と年齢に対応した成長チャートを用意します。チャートは「身長‑年齢」領域と「体重‑年齢」領域があり、乳児用は「身長‑年齢」「体重‑年齢」「体重‑身長」の3つの領域があります。
- 体重をプロット:チャートの横軸(年齢)から該当する年齢まで指を伸ばし、縦軸(体重)で測定した体重の位置に点を付けます。使用した単位(kgまたはlb)に合わせてプロットしてください。
- 身長をプロット:同様に年齢から身長の位置まで指を伸ばし、身長を記入します。単位(cmまたはinch)に合わせてプロットします。
- 結果の解釈:プロットした点がどのパーセンタイル帯に入っているか確認します。例:7歳の男児が身長51インチ(約130cm)で体重55ポンド(約25kg)の場合、身長は90〜95パーセンタイル、体重は約50パーセンタイルに相当します。つまり、同年齢の男子の90%以上が同じかそれ以下の身長で、体重は約半数が同等かそれ以下です。
BMIパーセンタイルチャート
- 身長と体重の測定:身長はインチ、体重はポンドで測定し、数値を記録します。
- BMIの計算:BMI = (体重(lb) ÷ 身長(in)²) × 703 で算出します。例:51インチ・55ポンドの場合、BMI = (55 ÷ (51×51)) × 703 ≈ 14.9。
- BMIチャートでパーセンタイル確認:子どもの性別と年齢に対応したBMI成長チャートを使い、算出したBMIがどのパーセンタイルに位置するか探します。上記例の7歳男子は25パーセンタイル付近です。
- BMIの解釈:パーセンタイルが5未満は低体重、5〜85は正常体重、85〜95は過体重、95以上は肥満と分類されます。例では、同年齢の男子の25%が同じかそれ以下の体脂肪率で、75%が多いことを示します。
