子どもの標準的なBMIとは何か
歴史
BMI(体格指数)は、1832年にアドルフ・ケテレによって提案されました。当初は「ケテレ効果」と呼ばれ、1972年に現在の名称になりました。成人のBMIは体重(ポンド)×703÷身長(インチ)の二乗で算出され、18.5未満が低体重、18.5〜25が正常、25〜30が過体重、30以上が肥満と区分されます。子どものBMIは年齢と性別を考慮したパーセンタイルで評価され、CDCによると5パーセンタイル未満が低体重、5〜85パーセンタイルが正常、85〜95パーセンタイルが過体重、95パーセンタイル以上が肥満とされています。
機能
BMIは身長と体重の関係から健康リスクを概観する指標です。子どものBMI(年齢別BMI)は、成長過程での体の変化を反映するように校正されており、年齢が上がるにつき数値も変化します。心血管疾患などのリスクは、BMIが正常範囲外の人で高まる傾向がありますが、個々の健康状態を正確に予測するものではありません。
メリット
子どものBMIが正常範囲外である場合、保護者は早期に問題に気付くことができます。BMI自体は万能な指標ではありませんが、簡易的に体重管理の必要性を示す手がかりとなります。CDCが提供する年齢・性別別BMI計算ツールを利用すれば、子どもの生年月日、測定日、性別、身長(インチ単位)と体重(ポンド単位)を入力し、パーセンタイル表で確認できます。
予防・対策
体重増加を防ぐには、身体活動量に見合った食事を心がけ、適度な運動を促し、テレビ視聴などの座りがちな時間を減らすことが重要です。低体重や過体重が見られる場合は、栄養士や小児科医と相談し、年齢と性別に適した健康体重へ戻すプランを立てましょう。
留意点
BMIは体脂肪率や筋肉量を直接測定する指標ではありません。そのため、筋肉質の子どもはBMIが高くても必ずしも肥満ではなく、体脂肪測定などの追加評価が必要です。
