乳児のコリック症状の見分け方

乳児の約5人に1人がコリックに悩まされると推定されています。コリックとは、生後数週間から数か月にかけて、原因不明の長時間泣きが続く状態を指します。親は赤ん坊の不快感に戸惑い、対処法を知ることが重要です。以下では、コリックの症状を見極めるポイントと、原因となり得る要素を回避する方法を解説します。

症状の見分け方

  1. 赤ん坊の年齢を確認します。早産児は出産予定日を基準に計算し、コリックは生後約3週間で現れ、2か月頃にピークを迎え、4か月前後で徐々に軽減します。

  2. 泣く原因が空腹や外傷など明確でないか確認します。通常の赤ん坊は特定の欲求を示すために泣きますが、コリックの赤ん坊は長時間、理由がはっきりしない泣きが続きます。

  3. 泣く時間帯にパターンがあるか観察します。特に授乳直後や夕暮れ時に同じ時間帯で激しい泣きが続く場合はコリックの可能性が高いです。

  4. 赤ん坊が腹部を痛がっている様子がないかチェックします。膝を胸に引き寄せて腹部を丸め、落ち着かずに体を揺らす姿は典型的なコリックのサインです。

  5. 泣き止むタイミングを確認します。排便・げっぷ・ガスが出た直後に泣きが止まることが多く、エピソードが収まると赤ん坊はすぐに安眠します。

コリックの原因回避

  1. 乳糖不耐症の可能性を調べます。乳糖は母乳や牛乳、一般的な粉ミルクに含まれる糖で、乳糖不耐症の赤ん坊は消化できず、ガスや腹部不快感を引き起こします。

  2. 牛乳やその副産物の摂取を避けます。牛乳タンパクに過敏な赤ん坊はコリックが悪化しやすく、12か月未満の赤ん坊に牛乳は与えてはいけません。母乳育児中の母親が乳製品を頻繁に摂取すると、母乳を通じて赤ん坊に影響が出ることがあります。

  3. 空気の過剰摂取を防ぎます。授乳中や泣いているときに空気を飲み込みやすく、腸内にガスが溜まって痙攣や痛みを引き起こすことがあります。

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