子どもの寝汗:原因・症状・対策
はじめに
寝汗とは、夜間に過剰に発汗することを指します。子どもでも起こり得ますが、頻度は個人差があります。寝汗がひどい場合は、パジャマやシーツを途中で取り替える必要が出てくることもあります。毎晩起こるわけではなく、数日間や数週間、さらには数か月間続かないこともあります。
原因
子どもの寝汗の主な原因は、肥満や睡眠時無呼吸症候群です。その他、自己免疫疾患、脳性麻痺、HIV感染、糖尿病、白血病、結核などの病気も寝汗を引き起こすことがあります。医師はこれらを「ホットフラッシュ」と呼び、医学的な根拠があると説明します。一方で、医学的な要因でなくても、部屋が暑すぎる、就寝前に辛い食べ物を摂る、衣服を重ね着しすぎるといった環境要因でも寝汗が起こります。
症状
寝汗により子どもは夜間に目が覚め、疲労感が残ります。シーツやパジャマが汗でびっしょりになるほか、発熱を伴うこともあります。体重減少や下痢が見られることもあり、症状はインフルエンザ様に数日続くことがあります。
対策・治療
医学的な原因が見つからない場合は、生活環境の改善が有効です。就寝前に部屋の温度を下げ、軽装で寝かせ、毛布は一枚だけにします。就寝前の激しい運動は体温を上げるため避け、十分な水分補給をさせましょう。医学的な疾患が原因の場合は、医師の指示に従い薬物療法や専門的な治療が必要です。
注意点
寝汗は一見軽症に思われますが、重大な疾患のサインである可能性があります。部屋を涼しくしても汗が止まらない、汗が断続的に出る、常に発熱や痛み、違和感を伴う場合は、早めに小児科を受診してください。
