子どもの発熱についてのガイド
体温調節中枢である視床下部が、通常の体温(摂氏37度)より高くなると発熱が起こります。体温は日中に変動しますが、病気や感染症に対抗するために大きく上昇することがあります。体温が摂氏38度(華氏100度)以上になると発熱とみなされます。子どもの発熱は親にとって不安ですが、ほとんどは家庭で対処でき、必ずしも医師の診察が必要とは限りません。
発熱の原因
- 発熱は単独の病気ではなく、基礎にある感染症や炎症への体の反応です。
- 過度の衣服や毛布で体が暖められすぎることも原因になります。
- 予防接種後に一時的に熱が出ることがあります。
- 乳歯が生える時に体温が上がることがありますが、通常は摂氏37.8度(華氏100度)未満です。
発熱の測り方
- 正確な体温測定には信頼できる体温計が必要です。
- 生後3か月未満の乳児は、潤滑剤を使用して直腸にデジタル体温計を入れ、ビープ音が鳴るまで保持します。
- 生後4か月から4歳までの子どもは、耳式体温計や吸盤式体温計が使えます。腋下でも測定可能です。
- 4歳以上の子どもは、舌下で体温計を保持できますが、鼻が詰まっている場合は他の方法を選びます。
いつ医師に相談すべきか(重症のサイン)
- 体温が摂氏38度(華氏100度)以上で、生後3か月未満の赤ちゃんはすぐに医師に連絡するか救急へ。
- 3か月から3歳までの子どもで体温が摂氏39度(華氏102.2度)を超える場合は受診が必要。
- 呼吸が速く苦しそう、発疹、項部硬直、耳痛、筋肉痛・脱力、腫れ、激しい頭痛が伴う場合は緊急受診。
発熱時の対処法
- 痛みや不快感があるときは、子ども用のアセトアミノフェンまたはイブプロフェンを用います。用量は必ず指示通りに。
- アスピリンは子どもに与えてはいけません。
- 食欲が低下しても心配は不要ですが、脱水を防ぐために十分な水分を摂らせましょう。
